【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その2 の続きの記事となります。
以前の記事(【FF15】非日常極まれりな感じのマップがほしいね)にて、ラスダンについての話がありました。
FFシリーズは、最終的にはまさに”非日常極まれり”な展開になり、舞台も異次元な感じがグッと増す事が多いですよね。
なので、まずは”非日常”というキーワードに沿って、FFシリーズの各ラスダンを振り返ってみたいと思います。
さすがにナンバリングだけで(オンラインである11,14を除いて)12作もあるので、何回かに分けて振り返ります。今回は「その3」となります。
■FF9:記憶の場所→クリスタルワールド
プレイステーションとして最後のFFとなったFF9。原点回帰を謳っただけあって、FF9はバリバリのファンタジーでした。その関係もあってか、ラストダンジョンはクリスタルワールド。
FF4、5辺りのラストダンジョン、ラストフロアの辺りをPS時代のグラフィックで表現するとこんな感じ、という感じですかね。
ただ、あくまで水晶のような質感だったSFC時代に比べて、美しさや神秘さはあるものの、禍々しさも感じるデザインになっています。クリスタルワールドに繋がる記憶の場所もいい具合に異次元な感じが出ていて、非日常感という意味ではやはりバッチリですね。
前述のようにFF9はそもそもファンタジー色が強いので、こういう異次元なマップは躊躇無く作れるんでしょうね。
■FF10:シンの体内
FF10のラスダンはシンの体内。
私は、いい具合に有機的なグロさを持っている場合が多い、巨大生物の体内ダンジョンが好きなのですが、シンの体内に関しては、なぜかめちゃくちゃ人工的。なんせエレベーターとかあります。なんで!?
正直に言うと個人的には、ことラスダンに関しては、FF10は期待はずれでした。
短いですしね。まあ、ラスボス戦が確か長かったような記憶があるので、釣り合いをとったのかもしれませんが。
■FF12:空中要塞バハムート
残念ながら、FF10のラスダン以上に期待はずれとなってしまったのが、FF12のラスダンである、こちらの空中要塞バハムートw
まず、とにかく短く、ダンジョンとは言えないレベル。
デザインとしても、その名の通り空中要塞なので普通に人工物であり、異次元や異空間の類は特に出てきません。見た目にも普通で特に面白みの無い感じになっております。
まあラスダンに関してはボロクソに言ってしまいましたが、FF12自体は決して悪くないゲームですよ!
ただ、シリーズの中でも独特の空気を持ったシリーズである事は間違いないですね。
ラスダンを見ても分かるように、ファンタジー要素はシリーズで一番少ないのは間違いないでしょう。ストーリーの主軸は戦争、政治。FFシリーズにおいては、一番好き嫌いがハッキリ分かれるシリーズだと思います。
悪くないゲームと言った手前申し訳ないですが、私はあまり好きではない方ですwただし、あくまでFFシリーズの中では、ですけどね!ちゃんとクリアまでは楽しみましたし、その後のアイテム収集やモブハントなんかも、7~8割程度はこなしたと思います。何週もプレイするほどにはハマらなかった、って感じですかね。
■FF13:オーファンズ・クレイドル
オンラインを覗けば現時点での最新作となるFF13。そのラスダンは、オーファンズ・クレイドル。
オートクリップによれば、バルトアンデルスの命令を受けたファルシ=エデンが形成した空間。
この空間そのものが、コクーンの全機構を制御するファルシ=エデンの真の姿。
ファルシ=エデンの制御下にある、全コクーンの膨大なデータが、物質化して現出しているとのこと。
(ファイナルファンタジー用語辞典 Wikiより)
という事らしい。
幾何学的なイメージを持ちながら物理法則の通じない異次元感をかもし出していて、非日常感は強い。
そしてまた個人的な好みで申し訳ないですが、やはり自分はこういう無機質なダンジョンより、有機質でグロめのダンジョンのほうが好きですw
ちなみにラストフロアはなぜか真っ白な回廊になっています。
賛歌拝廊というらしい。ここは怪しげな神秘さがあって、なんともいえない雰囲気ですよね。
■おまけ・FF以外からラスダンをピックアップ
1.MOTHER2
私が一番好きなゲームは何かと言えば、実はFFシリーズを差し置いてMOTHER2なんです。
そのラスダン。これです。これなんですよ。
有機的、生物的なグロテスクさと、生理的に来るエグさといいますか…理想のラストダンジョンです。
まあ厳密に言えば、このマップはラストダンジョンを抜けたラスボスのいるフロア、ですが。
2.ドラゴンクエスト7
こちらもなかなか生物的なグロさのあるダンジョン。
これを天下のドラクエがやるんだから、なかなか侮れませんよね。
DQ8では相当マイルドになっちゃいましたが…DQ11では期待してます。
3.マジカルバケーション 5つの星がならぶとき
急にマイナータイトルになりましたが。
ニンテンドーDSを買って間もない頃にやっていたRPGで、ラストダンジョンがなかなか印象的だったのを覚えています。
カラフルなダンジョンが怪しさをかもし出していますが、それ以上にポイントが高いのは”グミ”と化してしまった人の成れの果て。なにぶん昔の事なので、ストーリーに関してはもう全くといっていいほど覚えていないのですが、確かグミを食べる虫の生贄として連れてこられてこんな事になっちゃってるんだと思います。
こういう系、結構エグくて心に残ります。
大貝獣物語2でしたっけ?の、バイオベースとかね。
■FF15のラスダン予想 その3
さて、一通りFFシリーズのナンバリングを見てきましたが、こうして見ると、直近の数作品は、ラスダンとしての存在感を遺憾なく発揮するような”非日常感極まれり”なマップは影を潜めがちな傾向がありますね。
ぜひともFF15には非日常極まった、あわよくば有機的でグロテスクでエグいダンジョンを期待したいところですが…
というわけで、最後のラスダン予想です。
予想その3。「闇に染まった遠い未来」説。
「闇に染まった遠い未来」とはなんのこっちゃと思われると思いますが。
FF15の舞台となる星は”星の病”に犯されだんだん夜が長くなっています。星の病が進行すると最終的にどうなるのかわかりませんが、田畑Dのルーナに関する発言に「彼女は闇に向かっている世界を食い止めている」というものがあります。
ただ夜が長くなる事を「闇に向かう」と表現しているのかもしれませんが、最終的には世界が闇に飲まれる事を示唆しています。となれば、ゲーム的な文法として、”星の病の終着点となった世界がどうなるのかを見せる”可能性は高いような気がするんですよね。
で、あれば。RPG的に都合のいいのは「未来」という展開ですw
ラスボスの目的が、星の病の終着点である闇に飲まれた世界で何かを成す事だとしたら、まさに闇に飲まれた世界で、ギリギリでその目的を打ち砕くのがRPG的にはさもありなんだと思いませんか。
…ラスダンというより、ラストバトルの舞台の予想になってしまいました。
そしてやっぱり根拠が薄いのも重々承知しておりますw
ただ現時点の限られた情報で3つも予想をした事は評価して頂きたいです。
と、最後はグダグダになってしまいましたが、FFシリーズのラストダンジョンを振り返りつつ、FF15のラストダンジョンを予想してみました。
みなさんも何か予想やらなにやらがあれば、コメントして頂けると幸いです。
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その1
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その2
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その3