以前の記事(【FF15】非日常極まれりな感じのマップがほしいね)にて、ラスダンについての話がありました。
FFシリーズは、最終的にはまさに”非日常極まれり”な展開になり、舞台も異次元な感じがグッと増す事が多いですよね。
なので、まずは”非日常”というキーワードに沿って、FFシリーズの各ラスダンを振り返ってみたいと思います。
さすがにナンバリングだけで(オンラインである11,14を除いて)12作もあるので、何回かに分けて振り返ります。今回は「その1」となります。
■FF1:過去のカオス神殿
FF1LasDan.png
 さすがにファミコンという事もあり、あまり奇抜なマップは用意できないのでしょう。マップ自体からはいわゆる「異次元感」というのはあまり感じないですね。
ただ、そのシチュエーションはなかなかに”非日常感”を演出しています。
 私はFF1,2はプレイした事がないのでネットで得た情報なんですが、序盤で現代のカオス神殿を攻略して、最終的にラスダンとして2000年前のカオス神殿でガーランドを倒すんですね。
この対比はなかなか面白いですよね。序盤で攻略する崩壊した現代のカオス神殿は、あくまでもその世界においては日常に近い位置ですよね。そこからいろいろな冒険を経て、2000年前のカオス神殿に乗り込む。”異世界”だったり”異次元”みたいなものも非日常感を演出する強い要素ですが、”遠い未来や過去”のように、時間軸を大きく離れるのも、非日常感を演出する強力な要素ですね。
■FF2:パンデモニウム
FF2LasDan.png
 FF2のラスダンは、色使いが紫っぽくなって、ちょっと異次元の感じが出てきましたね。
ラスダンであるパンデモニウムは、大昔に君臨して世の中に魔物を送り込んだ地獄の宮殿なんだそうです。
究極魔法アルテマによって地獄の底に封印されていたのを、ラスボスであるパラメキア皇帝が復活させた、と。
 なるほど、非日常感の演出としては、FF1のように主人公達自らが異世界(遠い過去)に行く、という構図ではなく、大昔に封印されていた宮殿が現代に蘇ってくるという形ですね。「非日常な場所へ赴く」というよりは「非日常な場所が来た!」って感じですかね。
 ちなみに、リメイク版では、マップの異次元感が増してますね!
FF2LasDan03.png
FF2LasDan02.png
こんな感じです。
■FF3:クリスタルタワー
FF3LasDan01.png
 長い上にセーブポイントが一切無いという凶悪さで有名なラストダンジョン。
その名の通り、クリスタルっぽい青で構成されてますね。
1のように過去に行ったり2のように地獄の底から宮殿が蘇ったりはしていないので、シチュエーション的には”非日常感”としては弱いかもしれませんね。
ただ、リメイク版ではやはり、いかにも異次元という感じのマップになっております。
FF3LasDan02.png
ちなみに私は、PSP版でやっていたんですが、なぜかラスダンの直前でやめてしまいましたw
たぶんラスダン直前なのでいろいろ寄り道してやり込んでいる途中で、楽しみにしてた別のゲームが発売したんだと思います…そういう事結構あるんですよね。
■FF4:月の地下渓谷
FF4LasDan02.png
 ハードがSFCに変わって一発目のFF。
その表現力を活かしてなのか、1~3はラスダンといえど人工の建造物のようなマップでしたが、今回は自然(?)のダンジョンですね。
まあ、ラストフロアは人工物っぽくなりますが。
FF4LasDan01.png
人工物というか、なんですかね、ガラスのようなクリスタルのような…コレ系のマップ、FFのSFC時代は多いような気がしますね。
 マップ的には、ラストフロア以外は「ちょっと変わった洞窟」ぐらいの感じの印象ですが、シチュエーション的にはなかなか面白いです。月の地下渓谷。”違う星”と”地下”の合わせ技。
 違う星(厳密に言えば衛星である月を違う星と言っていいのかわかりませんが)は当然の事として、”地下”っていうのも結構非日常感のポイントになると思うんですよね。
The Core なんていう映画もありましたが、特に、地下深く深ーく進んでいく感じになると、もはやそこには地上での常識が通用しない世界が広がっている感覚になります。
んで、果てしない地下深くに、広い空洞が広がってたりすると、すごいゾクゾクしませんか?
さすがにそういう部分までを、ドット絵で表現できているSFCソフトはなかなか思いつきませんが。
強いて言えば、MOTHER2の地下恐竜帝国ですかね。あと、偶然にも同じシリーズのMOTHER3ですが、ラストバトル前、ながーーーいエレベーターをひたすら降りて、更にながーーーい階段を下まで下りて行く、その先に不思議な空間が広がっていて「おお~~」ってなりました。
 話が逸れてしまいましたが、FF4のラスダンはこんな感じでした。
■FF15のラスダン予想 その1
 FF15のラスダン予想はまとめて最後の記事に…とすると、この記事にFF15の記述が無くなってしまいますね。
一応このブログはFF15のブログなので、FF15のラスダン予想も小分けにして予想してみたいと思いますw
 当然ならが現時点での情報は限られているので、なかなかに予想するのは難しいと思いますが、いくつか考えてみました。
よってまず予想その1。「ラスダンはルシス王国」説。
 まず、現時点で予想されるストーリーの大きな軸は二つあります。「ニフルハイム帝国によるルシス王国の占領」と「神凪の巫女ルーナによる星の病の治癒」です。
ゲームストーリー的に最後の問題解決事項になるのが前者とした場合の予想です。
つまり、ノクト達は占領されたルシスから出発し、オルティシエを経て旅するわけですね。その過程で、ニフルハイム帝国の最終的な目的が星の病に絡んでいる事をしり、それを打ち砕くためにルーナと協力して星の病の問題を解決する、と。で、最後にいよいよラスダンとして、占領されたルシスに乗り込んでイドラやアーデンや白フードを倒し、ルシスを解放してエンド、って感じですね。
 少しネットで検索してみましたが、占領されたルシス王国がラスダンじゃね?という声はちらほらあるみたいです。
 ただこの場合は”非日常感”を感じるマップにはならなそうですよね。なんせノクト達にとっては慣れ親しんだ母国なわけですからね。しかし、そこはFFなので、もしかしたら一ひねりあるかもしれません。
例えば、ノクト達が優勢となり、追い詰められた帝国が、各地から奪ったクリスタルの力を解放し、その結果ルシス周辺の時空がゆがむ、的な展開。やり方次第によっては、ルシス王国といえど、異次元な感じのマップにする事は可能だと思います。
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その1
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その2
【雑記】FFシリーズの各ラスダンを振り返りつつFF15のラスダンを予想してみる その3